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アストロロジー Astrology

占星術について 〜占星術研究へのイーシャの思い〜

 

 

 

もしも誰かに、占星術を「信じる」か、と聞かれたら、その答えは、今は亡きスイスの心理学者、カール・ユングに由来します。
カール・ユングは、神を「信じる」か、と聞かれた時、「いいえ、神を信じてはいません。私は、神を知っているのです。」と、答えました。
私はカールの信じると知っているとの違いに、感銘を受けました。
そうです。本当だと信じていることと、本当だと知っていることとの間には、違いがあると、私はじっくり考えました。

私自身の結論は、信じるには、信頼、感覚、想像、希望、信仰、そして、「信じている」対象、人や経験に対する、深い確信と関与が必要だということです。

 

主観的かもしれませんが、知識とは、明らかで、ほとんどのところ証明可能で、実際の経験に支えられた、学んだ情報だと、私は更に結論付けました。知識は、個人の思考の領域を発展させます。

 

ある人は、妖精に今まで本当に出くわした事がなくても、妖精を信じています。
また、ある人は、妖精を見て人生が変わった、だから、妖精を経験したことがない人には全くないような、妖精の個性的な知識をもっているのかもしれません。
妖精を見ることを夢見ている人の現実と、本当に見たことがある人の現実は、全く違ったものになります。

 

私は占星術を信じていません。私は、それを夢見ているわけでも、本当だと想像しているわけでもないのです。
20年間プロの占星術師として、30年間熱心な生徒として、私は占星術に関して尊敬すべき知識を確立し、占星術の自分自身の知識と経験に、十分満足しています。
私は占星術を知っているのです。私は今までそれを研究してきましたし、それを人生の道具に使うことを選んだ人々に、その利益を証明することができます。

 

 

【アイザック・ニュートン氏】

 

万有引力の法則を公式化したことで有名な科学者、アイザック・ニュートンは、後にアルバート・アインシュタインがされたように、その時代に高く評価されていました。
ニュートンは、微分積分の発明のような多くの業績で認められていました。
若くして数学を勉強しながら、ニュートンは占星術も勉強していたのです。
天文学者のハレーは、ニュートンの占星術に対する興味をからかっていたと、よく話されています。
ニュートンは、「私はその題材について勉強してきたが、ハレーさん、君はしていないだろう。」と主張して、自分自身を弁護したと、言われています。
ニュートンは、占星術への信念を撤回することは決してありませんでしたし、彼が創造した新しい科学が、占星術を無効にするとも、全く感じてはいませんでした。

 

 

【ジョン・フレッチ裁判官】

 

1914年、エバンゲリン・アダムスが逮捕された時、裁判を強く要請されました。
その時、ジョン・フレッチ裁判官が、エバンゲリン・アダムスへ与えられた占いの容疑を免訴したことは、印象強いものです。
彼女は、法廷に参考文献をかかえて行き、占星術の原理を体系的に説明し続けました。
彼女は、知らない人のチャートを読むことで、弁護人を断定しました。
無名のチャートは、裁判官の息子のものでした。彼女のリーディングの正確さに感動したフレッチ裁判官は、「被告は、占星術を正確な科学に匹敵させている。」と、コメントしました。
彼は、彼女の全ての容疑を否定しました。
フレッチ裁判官は、占星術の実際の経験によって、想像したり、説明を信じたりするのではなく、自分自身の知識を習得することができました。

 


とても不思議なことに、エバンゲリン・アダムスのこの話を私が発見したのは、占星術を勉強し始めて10年経った、1982年のことでした。
私の旧姓は、フレッチです。私の父の名前は、ジョン・フレッチです。
ジョン・フレッチ裁判官は、私の家系図の子孫かもしれないと思い、私はフレッチ側の家族に連絡してみました。
私は、フレッチ裁判官が大叔父だったということだけではなく、1900年代初期の彼の記事が載っている雑誌をも、見つけることができました。
イタリア系カトリックとして育ったので、形而上学は、人気のある専門的職業の選択ではありませんでした。

 

エバンゲリン・アダムスとジョン・フレッチ裁判官の話を読むに従って、私が形而上学と占星術の研究に興味を持って専念しているのは、もしかしたら私の過去世のつながりが、長く記憶にとどまっているからかもしれないと想像しました。

皮肉にも、私に、信じることと知っていることとの違いが問われたのです。私の形而上学への興味が、この家系やお話から来たものなのかどうかは、確かではありませんが、私の想像を掻き立てることは確かですし、それは可能だと信じています。

 

 

【感謝】

 

様々な分野の占星術の研究を、長年にわたって勉強し、実際に経験した後では、人々が出会った時に尋ねる、「ところで、あなたの職業は何?」という、よくある質問に答えることに、私はもう恐れなくなりました。

 

自分はプロの占星術師で著者なのだということを、人々に自信と誇りを持って言うことができます。
世界中で自分が愛することを仕事としてできることに、大きな祝福を感じています。誇りを持って良いのだと思います。
私自身もそうですが、1970年代の初期に超自然や代替療法を始めた人々には、現代社会が占星術のような代替手段を、どれだけ理解し受け入れるようになってきたか、ということがわかります。
精神世界や宇宙の神秘を解明し続けてきてくれた、全ての献身的な生徒と先生に、私は感謝しています。
打ちのめされた道を、勇気を持って、危険を冒して進んで来た人々が、私達みんなが、それぞれの方法で、成長し繁栄することを助けてくれたのです。健康的な精神生活を損なうことなく、より偉大な意図と完全性を持って、私達は世界に貢献することができます。

 

 

【科学と神秘学】

 

魔法は、想像力と理論的知識が一体化した時に起こります。
直観と論理的思考が一体化した時にできるバランスは、魔法であり素晴らしいものです。
発明と才能と探検の本質です。
だから私は、占星術の証拠を、科学や事実としてだけではなく、極めて神秘的で深く直観的なものとして、心から受け入れているのです。

 

 

占星術師は、人生の神秘とパワーを理解する方法として、空模様、人間の魂、自然界を、世界中で探検、調査し続けています。
天国は、私達の心と同じように、無限です。
私達は移動する無数の惑星と輝く月のある空に、未知の世界を夢見ます。天文学者と同様に占星術師は、この惑星を取り囲む無限の傘のような星たちに、新しく有効な洞察を得ようと探し求めているのです。

 

 

【あなたへの私の希望】

 

どんな方法であっても、可能な限り、自分自身の世界において、勇気を出して人生の探究者であって下さい。
最も重要なことですが、堂々と、自分の知識を他の人々と分かち合って下さい。
知らないと言うことを、いとわないで下さい。
知っていることを言うことを、いとわないで下さい。
そして、特に熱心に夢を追い求めて下さい。

 

「あなたが築けば、そうなるのです。」
〜映画、フィールド・オブ・ドリームズより〜

 

 

私の心からあなたの心へ

イーシャ・ラーナー

 

 

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